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2014年08月20日 (水) | 編集 |
前のレポを読んでいない人はこちら。
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20140808_moriya_004.jpg

守矢家の敷地内にある史料館の外観です。ここの館長さんらしき人が
色々とお話しをしてくれた。優しくていい人だったよ。( ´ ▽ ` )ノ

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この史料館の存在は以前から知っていましたが、
ウチの旦那が「通りすがりにあるし折角だから見に行きたい」と。
ここにある御頭祭の供物を復元した展示物は、天命四年(1784)三月六日
に旅行家『菅江真澄』という人物が御頭祭を見聞して書き残したスケッチ
を元に再現されているそうだ。

撮影していい場所はこの『神前供物の復元』と『神前祭具の復元』
の場所のみ。その奥は撮影禁止となっています。

∑(゚Д゚) うひょぉぉ!ウサちゃんがぁぁぁ!

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(注:これは標本ですw)

御頭祭の時に鹿の頭と一緒に捧げられるヤツです。生々しい感じですが、
神事には欠かせません。串刺しウサちゃんの両側に刺さっているやつは、
猪の頭皮や鹿の皮を焼いたもの。

20140808_moriya_007.jpg

脳も無駄にはしません。
写真右側→『脳和(のうあえ)』鹿の肉と脳の味噌和え。
写真左側・中央→『生兎・生鹿』肉を煮て味付けしたもの。
※「五臓』も並んだらしい。

20140808_moriya_008.jpg
(注:これは食品サンプルですw)

菅江真澄のスケッチによれば、神への捧げ物としてこの他に、
白鷺・山鳥・フナ・ブリ・エビ等があり、列席者の前には餅・かや・山芋
等が置かれたと、史料館の栞に書いてありました。大勢の史官が敷皮の上
に並び、この供物を下ろし、神人一体となって食すのです。

以下、その他のアレ。

御頭祭では鹿だけでなく猪やカモシカを含めた時代もある。
中世には、頭だけでなく体全部が献ぜられ、「禽獣の高盛」が出現した。

20140808_moriya_009.jpg
(注:しつこく言いますけれど、これは標本です)

神前に献ずる七十五頭の鹿の首の中には必ず耳が裂けたものがあり、
これは神の矛にかかったものだという。

20140808_moriya_010.jpg

【神前祭具の復元】こちらも供物と同様、
菅江真澄の残したスケッチを元にして再現された物のようです。

■御贄柱
植物のような物がゴチャっと付いているのは『御贄柱』と言われるもの。
「おにえはしら」「オンネバシラ」とも「御杖」とも言われる。
柱の上端を尖らせ、これにヒノキ、コブシ、ヤナギ、ジシャの木、
そして柏の葉に麹を盛ったものを折りバシに差して取り付け矢を付ける。
これを篠のムシロの上に置きます。

20140808_moriya_0013.jpg

御贄柱に巾着のようなものを被せられているのは『サナギ鈴』。
この鈴は神使の首にかけたり、御贄柱に取り付けたりして、
神使の地域巡行の道中を運ばれていったという事らしい。鍛造した薄い
鉄板をメガホン状に丸めて、上端部に閂を通し、内部に鉄の舌を吊し、
鈴の形に作ってあります。守矢家ではこの鈴を神器として扱っていまし
たが、明治維新後の明治六年に守矢家から諏訪大社上社に三組を移管し、
一組を残したと言われています。

佐奈技(サナギ)鈴を鳴らすのは「契約のしるし」。
神使巡行は各地のタタエにおいて、ミシャグチ神を降し、豊饒を約束し、
御礼として農作物の何割かを貢上する約束と見られる。ミシャグチ神の
元で約束の鈴を鳴らし、違約のある時はミシャグチ神の祟りがあると
信じられてきたという事です。

20140808_moriya_0014.jpg

下の写真は『根曲太刀』『藤刀』『弓矢』。
藤刀というのは藤蔓の皮を巻いた短刀。神官がこれで御贄柱の頂部に
刻みを付けた。根曲太刀は御頭祭に参加する神官の一人が差していた。

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★その7に続く。
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