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駿遠線SL「B15」
正式名称は静岡鉄道B8形15号機。
動輪の数が2軸(B形)の、8トンのタンク機関車である。
太平戦争中に設計され、戦後の昭和23年(1948)に
静岡鉄道駿遠線に導入された立山重工業(富山県)製の
戦時規格車2両のうちの1両。おもに専用鉄道向けに製造された
立山重工業製の機関車の中で、静岡鉄道のような地方鉄道に
採用された珍しいケースである。
昭和23年当時、駿遠線では終戦後の急激な輸送力拡大に
対応するために、蒸気機関車を増備する必要があった。
B15は、物資統制下に作られた簡素な戦時設計であり、
ドームは角形で、運転台も低いなど全体的に見栄えが良くない。
駿遠線を走行したのは昭和23年〜27年頃の短期間である。
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※下の写真はB15を後ろから撮影したもの。

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駿遠線の蒸気機関車の多くがディーゼル機関車に改造
されたなか、B15は改造に不向きだったため、
予備用の機関車としてそのまま温存され、昭和45年(1970)
の廃線を迎えた。廃線後は駿府公園内(静岡市)の
静岡児童会館で保存展示され、その後、静岡鉄道長沼工場を
経て、昭和63年(1988)7月、静岡鉄道株式会社より
藤枝市郷土博物館へ寄贈された。
(参考/『静岡鉄道駿遠線車両史』中村修、2000年)
【車両諸元】
最大長 500cm 最大幅 177cm 最大高さ 266cm
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【B15形式図】




運転台前方。
石炭の投入口である焚口戸が見えます。


運転士が座る椅子はちょっとかたそう。
中に入りたかったけど時間外でしたので柵に鍵がされており、
内部での撮影は不可能でした。(´・ω・`)

B15側面。


勘違いして欲しくないが私は鉄オタではありません。でも、
無骨な鉄の塊だけど汽車って完璧な形で可愛いと思ってます。
昔はこんな小さなSLが走っていたんですね。
コレが走っている所を見てみたいけど、
復刻してどこかで走らせるのはもう無理なのかな。
ブログに訪問ありがとう。
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