「濱名惣社神明宮」にやって参りました。
案内板によれば「上古三ヶ日地方を統治した濱名縣主が、
祖神太田命を祀ったのに創り、その後天慶三年(940)この地方
が伊勢神領になるに及んで、天照皇大御神が主祭神となり
太田命は従的位置になったものと推定される」とありました。


鳥居をくぐってすぐ側にあったもの。
隙間から写しましたが…石灯籠?


次の鳥居をくぐりましょう。

左手側に御神木があります。


先に進みましょう。

【さざれ石】
君が代は 千代に八千代に…
そう、日本の国歌にも登場する石がこちらです。

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この石は岐阜県揖斐郡春日村産出の、特別天然記念物に指定
されている石です。
国歌「君が代」に詠まれているように、千代に八千代に年を
経て小石が集まり巌となった貴重な石です。永遠の平和と繁栄
を象徴する明晰と称えられています。
平成十八年十一月吉日 寄贈者 上神区 金子正一
---------------------(説明文より)
【万度石】
この石と拝殿を往復し願掛けをする。
今日まで180年もの間この万度石は一体どれだけの人が
祈願していく様子を見てきたのだろう。百年以上もこの場に
存在していることだけでも凄いのに。

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この石は拝殿まで幾度も往復してお参りする時の、
基点に置かれた石です。「百度石」は、神社仏閣でよく見かけ
ますが、「万度石」は全国的にも大変珍しいものと言われて
います。江戸後期の天保十 巳亥 年(1839)に
縣 八十右衛門
縣 富八
田中 利八
の三氏が寄進されたもので、永年に亘る氏神への証といえます。
---------------------(説明文より)
【神池】
ちょっと濁っているか?
澄んでいた時代の神池が見て見たいような気もする。

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この池の水源は、濱名惣社神明宮の神域である大輪山の中腹
にあります。昭和の初めまでは、清水が池を満たし、
下手にある「神田」を潤し、神饌米を豊かに実らせていました。
また昔は、祭礼の宵に氏子達が、この池の水で身を清め、
夜を徹して祈り続けたと、言い伝えられています。
それ故に、この池を「神池」と呼び神聖な場所として、
今も大切に守っています。
---------------------(説明文より)
★その2に続く。
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万度石とは凄いですね。万度参りじゃないと願い事を聞いてやらないと言われているのか、それだけ大きな願いをきいてあげると言われているのか、百度参りじゃ落ち着かない参拝者のために用意されたのか、いろいろ想像してしまいました。
これを奉納されたお三方に、真相を聞いてみたいものです。
いつもコメントありがとう♪
この石には沢山の人の、沢山の想いが詰まっていそうです。
百度石はそこらの神社でよく見掛けますが万度石は珍しい。往復するのは大変そうだけど祈願するのに苦労した分、神様も本気度を認めて確実にお願い事を聞いてくれそうな気がしますね。tomabiさんが仰るように、私も奉納されたかたの気持ちが聞いてみたいです。