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十一面観音像、東古墳、白山堂等がある場所です。
カメラを左から右へ…



【十一面観音】
心優しそうな観音様の像です。
現実世界でこんな優しそうなかたがいたら心惹かれるかも。
居ませんかね、観音様のような人。色々救って欲しいです。


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十一面観世音は、苦しんでいる人をすぐに見つけるため、
頭上に十一のお顔があり常に全方向を見守っています。
奈良時代から多く信仰され、延命、病気治療などを願って
各地でお祀りされるようになりました。
古来より当山に伝えられる十一面観世音像は、昭和57年に、
この場所に勧請し建立されました。
十一面観世音の周りの側壁には、四千五百体の奉納仏が
お祀りされています。
毎年十一月三日に、本堂・釈迦堂内にある奉納仏と合わせ
大法要が行われます。
----------------(安倍文殊院 案内板より)
【白山堂】


御祭神/菊理媛神
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白山堂は、室町時代に建立されました。
流造屋根柿葺きで美しい曲線の唐破風をもった社殿です。
国の重要文化財に指定されています。
御祭神は全国の白山神社に祀られる白山比咩神と同一神
である菊理媛神で当山の鎮守です。白山信仰と陰陽道は
古くより結びついた為、安倍晴明ゆかりの当山に白山神社の
末社が勧請されました。菊理媛神は「日本書紀」によると
伊弉諾尊と伊弉冉尊の縁を取り持たれた神様で、菊理媛の
「くくり」は「括る」にもつながり、古来より縁結びの神様
としても信仰されています。「縁」は巡り合わせでもある
ことから、人と人を結ぶ良縁成就もご祈願ください。
----------------(安倍文殊院 案内板より)
【閼伽井古墳 東古墳】



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東古墳は、飛鳥時代に建立されました。
「閼伽井の窟」とも呼ばれています。
閼伽井とは「閼伽水の井戸」の意で、羨道の中程に古来より
枯れることのない泉があったことが由来しています。
この泉の水は「閼伽水(知恵の水)」と言い、法要等に使う
清浄な水として使用されていました。
※羨道とは、古墳の横穴式石室や横穴墓などの玄室と外部とを
結ぶ通路部分。
----------------(安倍文殊院 案内板より)
【お大師像】
光の加減で弘法大師像が神々しくなってる。


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弘法大師像とお砂踏み
弘法大師像は江戸時代、当山に開かれた四国八十八ヶ所
石佛霊場に因み建立されたものです。お大師さまの前にある
「お砂踏み石」の中には四国八十八ヶ所寺院の各お砂が奉納
されています。参拝の方はこの石の上に立たれて所願成就を
御祈念下さい。
----------------(安倍文殊院 案内板より)
こちらがその「お砂踏み石」です。

★その4に続く。
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ブログに訪問ありがとう。
十一面観世音さま、優しいお顔をされていますね。優しい顔の仏像をじっとみていると、なんだか癒され、救われる気持ちになるのが分かります。
今回の奈良の旅では色々な仏像を拝ませていただきましが、その度に、古来からどれだけの人たちが、この仏像に救いを求めたんだろうか、と思ったりしました。それが信仰を集めている一つの大切な要素なんでしょうね。
私は今回の旅では東大寺ミュージアムの中に展示されていた日光菩薩、月光菩薩に見入ってしまい、その前からしばらく動けませんでした。
いつもコメントありがとうございます♪
神仏は時に厳しく、そして優しく。
人の悩みを受け入れ面倒臭がらずに話を聞くというのは、人間ではなかなか難しい事です。tomabiさんの仰る通り優しそうなお顔の像を見て人は癒され、そして信仰していくのだろうという考えはしっくりきますね。気持ちが弱っている時にこんなに優しい顔で悩みを聞いてくれるだけでもありがたく、普段は神道の方ばかりな私でも「観音様ありがとう」という気持ちになりました。
>日光菩薩、月光菩薩に見入ってしまい
どちらも良い表情をされていますね。菩薩様は悟りを開こうと修行をしながら、同時に助けて欲しい人に対して救いの手を差し伸べる存在だそうです。自分のことで手一杯なのに同時に誰かを助けることは、これもまた人間ではなかなか出来ないこと。そんな菩薩様に見入ってしまう気持ち、よくわかります。