4月を過ぎると静岡県中部や西部では桜が散り始めて葉桜に。
…が、東部地方はまだ満開という事でお花見に行きました。
まずは富士宮市にある「狩宿の下馬ザクラ(駒止の桜)」を。

この日は快晴。
くっきり見える富士山が美しい。

さて。
「下馬ザクラとは何ぞ?」という人のために案内板から…

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狩宿の下馬ザクラ
国指定 天然記念物
指定年月日 昭和二十七年三月二十九日
建久四年(1193)に源頼朝が富士の巻狩を行った際、
馬からおりた所とされたことから狩宿の下馬ザクラと呼ばれる
ようになったと伝えられています。
下馬の際、桜に馬をつないだとも言われていることから
「駒止の桜」という別名もあります。
桜は樹齢800年を超える日本最古級のヤマザクラであり、
品種名はアカメノシロヤマザクラ(三好学:1922)といいます。
若葉は赤色、花は咲き始めは淡紅色で、その後白色となります。
往時は樹高35m、幹周り8.5mの巨木であったといわれます。
しかし近年台風などの影響で全盛期の姿はありません。
開花時期は例年四月中旬頃です。
-------------(狩宿の下馬ザクラ 案内板より)
こちらが「狩宿の下馬ザクラ(駒止の桜)」。
桜の向こうに見えるのは「井出家」。ちょうどお祭りの日に
かちあっていた為、白いテントが見切れてしまっています。


桜の周りに菜の花が綺麗に咲いています。
春の景色ですねー。

【井出家高麗門と長屋】
門の裏手側には厩や門部屋など。
(門部屋:農業の手伝いをする男衆が寝泊まりしていた部屋)









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井出家高麗門及び長屋
井出家は中世以来の歴史を持つ名家で、その邸宅周辺は源頼朝
の富士の巻狩の際の宿所となった地であると理解されている。
この建物は中央に袖塀を備えた高麗門(表門)を開き、両側に
長屋を付属させたもので、建築年代は江戸時代中期の火災等
により定かではないが随所にみられる大工等の技術伝承の特質
から、近世上層農家の特徴を持つ古くからの建築様式を継承
した貴重な建造物である。
-------------(狩宿の下馬ザクラ 案内板より)
★その2に続く。
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