旅の道中で気になった「平泉寺白山神社」へ。

その前に「中世の石畳道」を紹介。
場所は「平泉寺のソフトクリーム屋さん 六地蔵店」
「との蔵」のあたり。案内板が無ければ気付かなかったよ。



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東尋坊跡の西側から発掘された中世の石畳道
平安時代の終わり頃、平泉寺には東尋坊という
強力の僧侶がおり、寿永元年(1182年)に三国の岸壁から
突き落とされたという。以後、その岸壁は東尋坊と呼ばれる
ようになり、ここは、その東尋坊の屋敷跡と伝えられている。
平成26年6月、敷地の西側の道路拡幅予定地から中世の
石畳道と石垣が発掘された。石畳道は長さ約18mにわたり
南北方向にのびており、その大半は今も道路の下に埋もれて
いる。この石畳道は中世の平泉寺境内に張り巡らされていた
もので、巨大な中世宗教都市の一端がうかがえる。
---------------------(説明文より)
有名な東尋坊の断崖絶壁については七年前に行きましたので、
お時間がありましたら併せて過去ログをどうぞ。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-703.html



【北谷六地蔵と杉の木】
上の場所からすぐそばにあります。
平泉寺には天正2年(1574)の一向一 揆による焼き討ちで
焼け残った杉が七本あるそうで、地蔵のそばにあるこの杉は
その七本のうちの一本と言われているそうです。六地蔵は、
「大正三年に北中尾の墓地が向三昧に統合されたとき、
この地に移された」とありました。


【東尋坊屋敷の井戸】
少しわかりづらい(目立たない)場所にあります。
「との蔵」というお店の奥の方に行けばあるかも。
茂っているのでよく見えない。


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悪僧として知られた東尋坊は、寿永元年(1182)に
三国湊で行われた一山の花見会の際、日頃の恨みから酒に
酔わされて絶壁から突き落とされた。そのため東尋坊の井戸
は血の色に染まり、その後も井戸に米粒を入れると三国の海
に浮かび上がると伝えられています。
---------------------(説明文より)
先に進みましょう。
下の写真は精進坂の手前の道です。

【精進坂】

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昔はこの坂より上には魚の持ち込みは禁止されていました。
菩提をもとめて煩悩を断じ身を清め心を慎むということで、
精進坂と呼ばれています。またこの坂は昔は52段あり、
1段の高さが高くてのぼるのが大変でした。
現在は84段となりのぼりやすくなっています。
-------------------(公式サイトより)
【注意喚起】
ガイドの偽物がいるようです。
トンデモ持論妄想を語る奴には気をつけましょう。

気になって検索してみたら詳細が出てきました。
https://maidonanews.jp/article/13849353
(リンク先はまいどなニュース)
・歴史研究家を名乗って参拝客に近づき、学術的に根拠のない
歴史のウンチクを押しつけがましく語ってくる。
・「どこから来なすった?」と参拝客の方に近づいては
定説とは異なる歴史の話を強要する。
・「なんで自分の説を宣伝しないんだ!もっと宣伝して観光に
貢献しないとダメじゃないか!」と電話をかけてきて
宮司が怒って「二度と電話しないでくれ」と切ったことも。
うわぁ…確かにこれは大迷惑だね。
しかも神社の宮司さんに対してまで偉そうに説教って何様?
神社仏閣って変な人をひきつけやすいのは知ってるけど、
こんなヤツがいると神社の人もちゃんとしたガイドさんも
大変だなぁ。やめてくれって言ってるのにまだ活動し続けてる
っていうのもアレだよね。公式無視して持論垂れ流したければ
同人誌でも出しとけって感じ。
※白山神社公式の正規ガイドさんは申込み制で有料です。
http://heisenji.jp/guide/
【一の鳥居】
下の写真は一の鳥居。

参道は見事なまでの杉並木。これが2月3月とかだったら、
スギ花粉アレルギーがあるワタシ的にはかなり地獄。
訪れた時期が五月でよかった。

★その2に続く。
→http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-4117.html
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ここはもう埋め戻されているんですね。
駐車場の前にそんな案内があったのにはまったく気づきませんでした(-_-;)
いつもコメントありがとうございます♪
そそ。説明文にもあるように「その大半は今も道路の下に埋もれている」となっているので、現在はアスファルトの道路の下。発掘した時の写真もあるので昔はどんな道になっていたのかがわかりやすかったです。また埋めてしまったのはちょっと勿体ないような気もしますね。