fc2ブログ
定食屋さんに訪れるような感覚で見て戴けたら嬉しいです。中身は趣味のネタ色々、たまに飯テロ。ヲタクなネタから神社めぐりまで。お好きな記事をブログカテゴリからお選び下さい。
2014年11月01日 (土) | 編集 |
相撲は日本の国技であり祭りでもあり、神事でもあり
だったりするのですが…その相撲の元祖というか起源は
かなり激しい闘いだった話をひとつ。

折角なので私が描いた漫画(ラフ)の一場面も貼ろう。

知ってる人も、知らない人も、
トリビア的な感じで見ていただけたら。


1.皆さん古事記はご存知ですね。
その古事記の中で国譲りのエピソードにて。

天津神に国を譲る事に反対だった建御名方神(タケミナカタ)
が、建御雷之男神(タケミカヅチ)の腕を掴んで挑むのですが…
掴まれた建御雷之男神は腕を氷に変え、更に剣へと変化。
建御名方はそれに驚き急いで手を離します。
今度は建御雷之男神が「次は私の番だ」と掴み返し、
いとも簡単にその腕をバキバキに握り潰し、軽々と建御名方を
投げ飛ばしてしまいます。

建御名方は諏訪まで逃亡。追い詰めて殺そうとした建御雷に、
「国は献上します。諏訪から出ないので許して下さい」
と国を譲ることを了承して頭を下げました。

タケミカヅチと、タケミナカタのこの決闘が、相撲のはじまり。


2014_kuniyuzuri_SERUNA_001.jpg

2.垂仁天皇の時代に、
天下一の強さを誇る『当麻蹶速』という男がいました。

彼は自分より強く生死を問わない勝負が出来る者を欲します。
これを聞いた垂仁天皇が、出雲国より『野見宿禰』という男を
呼び寄せて目の前で相撲をとらせたのですが…
蹶速は宿禰にあばらを蹴り折られ、トドメに腰を踏み折られ、
それが元で命を落としてしまうのです。
(ちなみに野見宿禰と当麻蹶速の二人は現在相撲の神として
祀られています)

この野見宿禰と当麻蹶速の勝負が、国技としての相撲の起源。


そもそも相撲のはじまりであるタケミカヅチとタケミナカタ
の勝負が腕を潰しただの投げ飛ばしただのって話だけでも
スゲぇ話なんですけれど、野見宿禰の話に至っては、
「あばらを蹴り折る」「腰を踏み折る」ともっと凄いッスね。
今で言うところの総合格闘技の試合みたいな感じ。
「これが現在の相撲の原点だよ」と語ると、だいたいの人が、
「えぇぇ!嘘だぁー!」というけれど本当の話なのです。

参考にどうぞ♪( ^ω^ )
http://www.sumo.or.jp/IrohaKnowledge/sumo_history
(リンク先:日本相撲協会)

相撲の禁じ手が制定されたのは神亀3年(西暦726年)。
禁じ手を解除させた「原点通りの何でもアリ」の形にしたら、
めちゃめちゃ強そうだね。命を賭けたガチ勝負になっちゃうw

天覧相撲発祥の地とされる奈良県桜井市に相撲神社があります。
去年の三月に参拝し、某SNSにてレポートをアップしているので
次回にでも再編集してこちらのブログに掲載する予定です。

2014.11.2更新:掲載しました。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-485.html


おまけさて、関連して最後に動画を…
と思ったけど、普通の相撲の動画じゃつまらないので、
数年前にネットで話題になった『鬼無双』を貼っておこうww
久々に見たけど面白いなwエフェクトが付くと何故だか妙にカッケぇw




ブログ応援にランキングボタンや拍手をポチッと
押してもらえたら嬉しい。いつもありがとう♪
にほんブログ村 その他日記ブログ オタク日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村
関連記事
テーマ:みんなに紹介したいこと
ジャンル:ブログ
コメント
この記事へのコメント
No title
こんにちは。

相撲の動画、面白いですね。
実は行司のうちわがすごい力を秘めているようです。

2014/11/01(Sat) 13:18 | URL  | GEDDY #-[ 編集]
Re: GEDDYさん
こんにちは、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございますー♪ ( ´ ▽ ` )ノ

あの動画が話題になった頃、初めて見た時には大笑いでしたよw
力士だけかと思いきや最後に行司の軍配団扇にまでエフェクトがww
嘘字幕の動画もあるのでついでに貼っておきますねw
https://youtube.com/watch?v=vGfMerUFPQ8
2014/11/01(Sat) 14:23 | URL  | SERUNA★静岡 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック