だったりするのですが…その相撲の元祖というか起源は
かなり激しい闘いだった話をひとつ。
折角なので私が描いた漫画(ラフ)の一場面も貼ろう。
知ってる人も、知らない人も、
トリビア的な感じで見ていただけたら。
1.皆さん古事記はご存知ですね。
その古事記の中で国譲りのエピソードにて。
天津神に国を譲る事に反対だった建御名方神(タケミナカタ)
が、建御雷之男神(タケミカヅチ)の腕を掴んで挑むのですが…
掴まれた建御雷之男神は腕を氷に変え、更に剣へと変化。
建御名方はそれに驚き急いで手を離します。
今度は建御雷之男神が「次は私の番だ」と掴み返し、
いとも簡単にその腕をバキバキに握り潰し、軽々と建御名方を
投げ飛ばしてしまいます。
建御名方は諏訪まで逃亡。追い詰めて殺そうとした建御雷に、
「国は献上します。諏訪から出ないので許して下さい」
と国を譲ることを了承して頭を下げました。
タケミカヅチと、タケミナカタのこの決闘が、相撲のはじまり。

2.垂仁天皇の時代に、
天下一の強さを誇る『当麻蹶速』という男がいました。
彼は自分より強く生死を問わない勝負が出来る者を欲します。
これを聞いた垂仁天皇が、出雲国より『野見宿禰』という男を
呼び寄せて目の前で相撲をとらせたのですが…
蹶速は宿禰にあばらを蹴り折られ、トドメに腰を踏み折られ、
それが元で命を落としてしまうのです。
(ちなみに野見宿禰と当麻蹶速の二人は現在相撲の神として
祀られています)
この野見宿禰と当麻蹶速の勝負が、国技としての相撲の起源。
そもそも相撲のはじまりであるタケミカヅチとタケミナカタ
の勝負が腕を潰しただの投げ飛ばしただのって話だけでも
スゲぇ話なんですけれど、野見宿禰の話に至っては、
「あばらを蹴り折る」「腰を踏み折る」ともっと凄いッスね。
今で言うところの総合格闘技の試合みたいな感じ。
「これが現在の相撲の原点だよ」と語ると、だいたいの人が、
「えぇぇ!嘘だぁー!」というけれど本当の話なのです。
参考にどうぞ♪( ^ω^ )
→ http://www.sumo.or.jp/IrohaKnowledge/sumo_history
(リンク先:日本相撲協会)
相撲の禁じ手が制定されたのは神亀3年(西暦726年)。
禁じ手を解除させた「原点通りの何でもアリ」の形にしたら、
めちゃめちゃ強そうだね。命を賭けたガチ勝負になっちゃうw
天覧相撲発祥の地とされる奈良県桜井市に相撲神社があります。
次回にでも再編集してこちらのブログに掲載する予定です。
2014.11.2更新:掲載しました。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-485.html
【おまけ】さて、関連して最後に動画を…
と思ったけど、普通の相撲の動画じゃつまらないので、
数年前にネットで話題になった『鬼無双』を貼っておこうww
久々に見たけど面白いなwエフェクトが付くと何故だか妙にカッケぇw
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相撲の動画、面白いですね。
実は行司のうちわがすごい力を秘めているようです。
コメントありがとうございますー♪ ( ´ ▽ ` )ノ
あの動画が話題になった頃、初めて見た時には大笑いでしたよw
力士だけかと思いきや最後に行司の軍配団扇にまでエフェクトがww
嘘字幕の動画もあるのでついでに貼っておきますねw
https://youtube.com/watch?v=vGfMerUFPQ8