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取り敢えず、遺跡レポの前にYouTubeに転がっていた西武鉄道のCM
(和同遺跡)メイキング映像でも貼っておきましょうか。
秩父金よる旅
http://sanpotabi.seibu-ensensanpo.jp
2014.11.30探訪
前回はお天気が悪くてスルーした和銅遺跡へ。晴れて良かったです。
前日に、武蔵御嶽神社まで山登りして足が筋肉痛になっているところ、
更に追い打ちをかけるかのように遺跡まで登っていかねばならんとはw
舗装された道を行くのですが、聖神社から徒歩で15分かかりました。
(途中でそのまま真っ直ぐ行く方向と、右側に道が分岐するのですが、
私たちは右側の道を選択。どちらへ行っても同じ道に繋がりますよ)

秩父市和銅保存会
http://www.chichibu.co.jp/~wado/wadokaichin/
↑詳しい話はここに色々書いてあるので貼っておきますね。
遺跡に到着するとでっかいオブジェが目の前に。
5円とか10円等の小銭がいっぱいコレに供えてありました。
誰が置いて行ったのか天然石のブレスレットなんかもあったり…
こういう所はさすが八百万の神の国。日本人の宗教観といいますか、
相変わらず何でもかんでも崇めてしまうってのは面白いですよね。
思わず『モノリス大明神』(知らん人はググれ)を思い出しましたw
全然知らん人が写り込んでいますが、比較するとオブジェの大きさが
わかると思います。写真の右側には和銅露天堀り跡があります。

緑色の文章は遺跡の案内板より
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慶雲五年(708年)今から1300年前、
ここ武蔵国秩父から和銅(自然銅)が発見され都へ献上されました。
これを喜んだ元明天皇が年号を「和銅」と改め、罪人の罪を許したり
軽くしたり、高齢者・善行者の表彰、困窮者の救済、官位の昇進を
行い、その上に武蔵国の税の免除がされたと「続日本記」に書かれて
います。その中に、和銅発見に関係したといわれる日下部宿禰老、
津島朝臣堅石、金上元(金上无とも)の名前も見られます。
都から遠く離れた秩父が、歴史の表舞台にあらわれ、
一躍脚光を浴びました。
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写真は和銅露天堀り跡右側

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催鋳銭司の長官に多治比真人三宅麻呂が任命され、
やがて日本最初の通貨とされる「和同開珎」が発行されます。
国家の体制が整い、都城建設を進め、通貨時代の幕開けを告げること
になった献上和銅の初めての産出場所は、ここ「和銅露天堀り跡」
なのです。地質学上「出牛-黒谷断層」といわれる断層面の一部が
露出した状態で、和銅山頂から、麓を流れる銅洗場まで
幅約三メートルのくぼみとなって残されています。
近くには和銅元年に創建され、和銅献上に関係が深いと伝えられる
聖神社があり、大小二個の和銅石(自然銅)・和同開珎・和銅製の
雌雄一対の蜈蚣がご神宝として収められています。
なお、付近に散在する地名に和銅献上時を偲ばせるものが多いのも
歴史の深さを物語っていると思われます。
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写真は和銅露天堀り跡左側

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羊太夫の伝説をめぐって
http://www.chichibu.co.jp/~wado/wadokaichin/hitsuji.htm
羊太夫は、奈良まで(和銅を持って)毎日、天皇の御機嫌伺いに
100余里の道を往復した。太夫の乗った馬に小脛(こはぎ)という
若者がついて行くと、馬は矢のように走った。
ある日、都への途中、木の下で昼寝をしている小脛の両脇の下に
羽が生えているのを羊太夫は見てしまった。普段から「私の寝姿は
絶対に見ないで下さい。」と言われていたので、かえって好奇心が
湧いたのだった。そっと羊太夫は小脛の羽を抜いてしまった。
そこからは今までの速さでは走れなくなり、天皇の怒りをかった
羊太夫は討伐されてしまった。
-------------(秩父市和銅保存会の頁より一部抜粋)
和銅露天堀り跡とオブジェの間に流れる川の水は、
とても綺麗に澄んでいました。キンキンに冷えているのかと思って
手をつけてみたんですが、想像していたより冷たくは無かったです。
ここで小銭を洗うといいらしいですが…私はやりませんでしたよ。

聖神社と和銅遺跡を結ぶ道。紅葉が綺麗でした。

前を歩いているのはウチの旦那。
写真を撮ってモタモタしている間に抜かれるw

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