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記事が前後してしまって申し訳ないですが、
五番の太平楽からは、神幸祭が終了した後からの演目です。
神幸祭の記事はその4から写真付きでお送り致します。
さて…
五番からの舞楽は都合で観ることが出来なかったので、
写真無しの説明のみでスミマセン。同じ事をしてしまった時に
よく言う「これではさっきの二の舞じゃないか!」の「二の舞」
の語源が、実は舞楽から来ていたと初めて知りました。orz
YouTubeで、十二段舞楽一日目の動画をアップしている人が
いらっしゃいましたので少し拝借。生で観たかったなぁ…
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五番『太平楽』:天下泰平・五穀豊穣。戦の無い世の中は、
今も昔も変わりなし。平和である事を祈り、鉾と太刀で舞鎮める。
太刀の一人舞の部分は中央で断絶した一場面である。
六番『新まっく』(新靺鞨):本来靺鞨は中国東北部族(女真族・
渤海国)。当地では稚児四人が杓を持って舞う。
七番『安摩』:顔に貝殻が付いているという安摩は、
布面を掛けて海人族の精霊舞を舞う。安摩は海人に通じ、
手足を大きく開いて舞う様は見事である。
八番『二の舞』:安摩と番舞にあるのが二の舞。神の舞を真似る
翁と媼は、何度も真似て舞うのであるが上手くいかない。
同じことの繰り返しを「二の舞を演じる」という。
九番『陵王』:本来は蘭陵王、龍王と呼ばれる。龍は雨を呼び、
天宮は降雨程よい事を祈る宮で、太田川の水利水運信仰は天宮
(宗像三女神)信仰そのもの。
十番『抜頭』:稚児舞の一人舞で、最も華やかな舞とされ、中央
舞楽の抜頭とは異なる。衣装装丁は祇園稚児にも似る。本日には、
抱き込み役がこの稚児を攫う「ざっとらぼー」(稚児合戦)
を演じる。
十一番『納曽利』:陵王と番舞であるのがこの舞。
中国の納曽利地方を淵源とする舞である。陵王・納曽利の衣装は、
小國赤・天宮青で左右を分ける。
十二番『獅子』:田楽系の獅子舞である。
八方舞とは、現世宇宙の全てを伏せ鎮めることで安泰となる。
鼻かみの所作は「花拝み=神拝」である。
-------------(天宮神社でいただいた資料より)
遥か昔に大陸から伝わってきたこの舞楽も現在の大陸では廃絶。
日本国内の有名な神社ですら一部が廃絶、または全て廃絶。
今残されるこの伝統が無くならないよう護っていきたいですね。
★その4に続きます。
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