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定食屋さんに訪れるような感覚で見て戴けたら嬉しいです。中身は趣味のネタ色々、たまに飯テロ。ヲタクなネタから神社めぐりまで。お好きな記事をブログカテゴリからお選び下さい。
2015年09月05日 (土) | 編集 |
その1を読んでいない人はこちらからどうぞ。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-897.html

いよいよ参拝ですよ。
ちなみに内宮のこの場所では、普段の報告や日々の感謝、
国家安寧などを願い、個人的なお願い事は致しません。
個人的な事を願うのは『荒祭宮』で行いましょう。
それから、もうひとつ! 記念撮影などは石段下でお願いします。
ここから先は撮影が禁じられております。

さて、良い事を教えますね。
参拝する時に目の前に見える白い幕、御幌(みとばり)と言うん
ですが、あれ、天照さんのご機嫌が良い時は、風でふわぁーっと
なって内玉垣の御門が正面に見えるのだそうです。
ただ、ふわっとならなくても、天照さんはちゃんとあなたの事を
見守って下さっていますからガッカリしないようにね。

20150526_ise_naikuu_011.jpg

皇大神宮(内宮)
http://www.isejingu.or.jp/naiku.html
御祭神:天照大御神

-----------------------------
 皇大神宮は通称「内宮」とも申し上げ、
神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座しています。
 ご祭神は、天照坐皇大御神。このご神名はお祭りに際して神前
で畏まって称え申し上げる最高のご名称で常には皇大御神や
天照大御神と申し上げています。

 わが国最初の正史『日本書紀』の伝えによりますと、
皇大御神は光華明彩しく、六合の内に照り徹らせり、と称えられ
皇孫・天津彦彦火瓊瓊杵尊を高天原からこの国に降されますとき
にあたって、尊の御位と地上の永遠を祝福して豊葦原の千五百秋
の瑞穂国は、是れ吾が子孫の王たるべき地なり。
宜しく爾皇孫、就きて治せ。行矣。宝祚のさかえまさんこと、
まさに天壌と窮りなかるべし。とお言葉を与えられました。
また、天と地の続く限り、瑞穂の国が栄え行くために、皇大御神
は高天原でご自身がおつくりになられている田の「稲の種」を
手渡されました。米をつくる暮らしがこの国の繁栄と平和を
もたらすとお教えになられたのです。

 国の内に隈なく光が照り徹ると称えられる皇大御神の御神体は
八咫鏡で、八坂瓊勾玉と草薙剣を加えて三種の神器と呼ばれます。
この御鏡を代々宮中で天皇ご自身がお祭りされていましたが、
崇神天皇の御代に皇居の外、大和の笠縫邑に神籬を立ててお祭り
することになりました。神籬とは榊のような常緑樹で囲われた
神聖なお祭りの場を意味します。そこでは、天皇にお代わりして
豊鍬入姫命が皇大御神をお祭りされていましたが、垂仁天皇の
御代に至って、倭姫命が新たに皇大御神をお祭り申し上げるに
ふさわしい地を求められることになりました。

 倭姫命は大和の国を始め伊賀、近江、美濃の諸国を巡られまし
たのち、伊勢の国の度会の地、宇治の五十鈴川の川上に到られ、
皇大御神のお教えのままに「祠」をたててお祭り申し上げること
になりました。今からおよそ2000年前のことです。
祠は社とも書き、家や屋の代という意味で、大きなお祭りに際
してそのつど新たにたてられる建物のことです。

 神籬や祠のように臨時にたてられる建物が、
神の宮(神の宮殿)、つまり神宮と呼ばれるほどに大きな規模に
なったのは、天武天皇から持統天皇の御代にかけてのことです。
20年に1度の大祭、神宮式年遷宮もこの時代に始まりました。

--------------(伊勢神宮 公式サイトより抜粋)

20150526_ise_naikuu_012.jpg

由緒にありますが、倭姫命は天照大御神が鎮座される場所として
相応しい土地を選ぶために巡行の旅に出たのですが、五十鈴川の
辺りに立った時、天照大御神よりご神託を受けるのです。
「是の神風の伊勢国は、常世の浪の重浪帰する国なり。
傍国の可怜し国なり。是の国に居らむと欲ふ」

(※可怜し=「美しい」「美味しい」という意味です)

伊勢は気候温暖で、農作物が豊かに実る美しき土地。
万葉集にも「御食つ国」と詠われるほど、海の幸も豊富で、
且つ美味しい食べ物がいっぱい。天照さんは「ここに住みたい」
と言って永久に鎮座される事となったのです。

天照さんのお膝元、そしてこんなにも素晴らしい土地で日々を
過ごせる伊勢の人たちが、時々羨ましく思えてきます。

20150526_ise_naikuu_013.jpg

上の写真の進入禁止の場所より先は、第62回の式年遷宮以前に
社殿があった場所(古殿地)へ向かう道です。ここから先に行く
事が出来るのは、次の式年遷宮を迎えてからですね。


★その3に続く!(次は荒祭宮のお話です)
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-902.html


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コメント
この記事へのコメント
先生~猫柳君が五十鈴川で杖と服と投げ捨てて潜って最後にちゃんと目と鼻を洗ったのに何も生まれないってふれくされてます~

もし、皇學館受験して合格してたら毎日の様に神宮に参詣できる何とも贅沢なキャンパスライフを送っていた事だろう。

以上、東大、六大卒業と聞いても何とも思わないが國學院、皇學館出身と聞いたら本気で羨ましと思う猫柳でした
2015/09/10(Thu) 00:17 | URL  | 猫柳 #-[ 編集]
Re: 猫柳さん
こんにちは、いつもコメントありがとうー♪
五十鈴川でイザナギと化す猫柳くんにワロタwww

おお!それすごくわかる!國學院とか憧れッスなぁ。
私も東大とか聞いても「ふーん」って感じでなんとも思わないやw
むしろ國學院と聞いた方が目が輝いちゃうよ。神道のお勉強がいっぱい
できると思うとむちゃくちゃ羨ましい。

でもあそこ、一部に変な学生が入り込んでいるんですよね。
少し前に神道の勉強会(講義)があったのでそれに参加してみたら、
校内でアカく染まった学生が、マイク持ってなんか主張していました。
ま、そんなもの誰も聞いちゃいなくて「ウッザ」という顔でスルー
されてましたが。キミは一体、國學院で何を学んでいるんだね?
と言いたくなりました。

そういえばデモを呼びかける変なビラも、校内の掲示板に貼られて
いたけど誰も止めないんだろうか?
2015/09/10(Thu) 11:21 | URL  | SERUNA★静岡 #-[ 編集]
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