その1から見ていない人はこちらからどうぞ。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-918.html
暫くすると対岸でお櫃を受け取った若者が、池の中央に向かって
やってきます。今年は70ものお櫃が桜ヶ池に沈められます。
(個数に決まりはなく、年によって違うらしい)


池の中程まで来ると、お櫃をくるくるっと回して全体重をかけ、
お櫃を沈めていきます。お櫃が沈むと鐘がひとつ鳴らされ、
若者はまた次のお櫃を受け取りに戻って行きます。
(写真左側はお櫃を持ってくる青年と、右側は引き返す青年)

さて、池の東側に向かってみよう。下の写真はその1で紹介した
『底なし柄杓』でお水をかけるところです。年配のオジサマが、
お参りをしていますね。( ´ ∀`)人

御神輿が留まる御旅所を撮影。

先ほどまでいた場所にカメラを向けて撮影。
ゴザが敷かれた場所にまったり座り神事を観る人や、その場に
腰掛けて観る人など、小さな子供からお年寄りまで様々な人達が
じっとお櫃を沈めていく様子を見守っています。

お櫃納め、静かに進行中。


ブクっと沈められるたび、「ゴーン」という鐘の音。
観ている人たちから拍手が湧く。

鐘の方に目をやると、湖上の様子を目を凝らしてうかがっている
神職のかたがいらっしゃる。沈めるたびに鳴らすの大変だなー。
時々見間違えて少しフライング気味になる事もw
「沈むか? いま沈むか? よっしゃ沈んだ!」
ゴーーーン………

沈められるお櫃は、数日後にプカッと浮かんできます。
YouTubeに解説動画がありますので、観た事がない人はどうぞ。
神社境内にある龍神のオブジェと案内板。


神事を最後まで見届けたかったんですがここで撤収。
毎年行われているので、もしもじっくり見たいという人は、
携帯用のちっこい椅子を持ち込んで見る事をオススメ致します。
桜ヶ池のレポはここまで。
最後まで観て頂き、ありがとうございました。
いつも応援ありがとう!
「ちょっと興味が湧いたぞ」という人、
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お櫃納めって初めて聞きました。他ではあまりない光景ですよね。
その2にあった行列やお神輿の賑やかな雰囲気から一転、池にお櫃を沈める場面は厳か…と言ったら少しニュアンスが違うかもしれないけども、なんというかお神輿との時とはまた異なる空気が流れているなあと思いました。
余談ですが実は、木製のお櫃が欲しいなあって今年の春くらいからぼんやりと思っているんですよ。
これを機にまたどうするか考えますw
いつもコメントありがとうー♪
龍神と化したお坊様にお供えするお櫃(中には赤飯)を沈める神事は、
静岡の奇祭とも言われる、ちょっと変わったお祭りだったりします。
ちなみに御神輿を担いで御旅所に向かう時も、ただ静かに太鼓の音が
「ドン…… ドン…… ドン……」と鳴り響くだけで(掛け声無し)、
るるさんが仰るとおり、まさに「厳か」に神事が進められている
という言いかたが当て嵌まります。( ´ ▽ ` )ノ
祭りを見に来た人もまったりした雰囲気で見ていて、
「こんな風に静かに見れるお祭りも楽しいね」なんて旦那と一緒に
話してましたw
>木製のお櫃が欲しいなあ
おおぉ!お櫃、良いですね♪
普段あまりお櫃って使わないけど、ちょっといい所に食べに行くと
ご飯が木のお櫃で出てくる事があって、私も「欲しいな」って思う時
があります。お家にひとつ木のお櫃があるとワクワクでしょうね。